地震対策

人と家を守るダブルシステム

地震に強い
プレミアム・ハイブリッド構造で

人を守る!

2つの構造を組み合わせた「プレミアム・ハイブリッド構法」により、建物にかかるエネルギーをバランスよく受け止めることが可能になりました。

SPG(ストロング・ポスト・グリッド)構造

1. 通し柱をグリッド毎に配し、優れた耐震性を実現

クレバリーホームでは、高強度を実現するため、通し柱を構造上のポイントなるグリッド毎にバランスよく配置しています。これにより、一般的な在来工法の2~3倍の通し柱を使用することとなり、1階部と2階部を一体化した強固な構造躯体を実現しています。
※通し柱の本数は、プランにより2倍未満となる場合がございます。

■一般的な在来工法とSPG構造の通し柱配置

ストロング・ポスト・グリッド構造
ストロング・ポスト・グリッド構造

2. 構造体を強固に一体化する通し柱

通し柱とは、土台から軒まで継ぎ目なく通した1本の柱のこと。1階と2階を通し柱で一体化することで、住まいの強度や耐震性を高める役割があります。建築基準法では、2階以上の木造住宅において 隅柱を通し柱にすることが定められており、構造上最も重要な柱のひとつと言えます。

ストロング・ポスト・グリッド構造

3. 独自のグリッド設計システムを採用

クレバリーホームでは、すべてのお客さまに安心の住まいをお届けするために、独自の設計基準に沿った設計を行っています。必要強度をグリッド単位で確保する信頼性の高い設計システムを採用し、安定した強度の構造躯体を実現しています。お客さまの要望にきめ細かく応える自由設計でありながら、高い耐震性を両立させた住まいです。

ストロング・ポスト・グリッド構造

モノコック構造

1. 6面体で力を分散するモノコック構造

モノコック構造は、床・壁・天井の6面すべてを構造用耐力面材で構成し一体化させた構造です。この剛性の高い6面体の構造が、地震や台風などの外力を建物全体でしっかりと受け止め、分散することで、建物のねじれを防ぎます。激しい揺れにも建物全体が一体となって抵抗する優れた耐震性能の住まいを実現します。

■一般的な在来工法とモノコック構造の外力のかかり方

モノコック構造
モノコック構造

2. 最高レベルの壁倍率を実現

壁倍率とは耐力壁の強さを表す数値で、耐力壁の長さ×壁倍率(壁の強さ倍率)で建物全体の強さを計算します。数字が大きいほど強いとされており、上限値は5.0。クレバリーホームは合板の2倍以上のせん断強度を誇る構造用耐力壁を採用し、最大壁倍率は最高レベルの4.9~5.0倍を実現しています。

モノコック構造
モノコック構造

実物大の耐震実験動画はこちら

クレバリー制震ダンパーで

家を守る!

ヤマハモーターハイドロリックシステム株式会社と日本制震システム株式会社共同開発のオリジナルダンパーを採用。 クレバリーホームと連携し安価で確かな性能を提供してます。 クレバリー制震ダンパーは建物に伝わる揺れのエネルギーを吸収するので建物への負担を軽減することができます。

制震ダンパーによる効果

1. 揺れを約40~48%吸収

建物は大きな地震や余震により釘やビス、接合部分の緩み等で耐震性が低下します。クレバリー制震ダンパーを導入することで建物に伝わる地震エネルギー(加速度)を約40~48%吸収することを実験によって実証し、建物への負担を軽減、耐震性の維持への効果を発揮します。

制振ダンパーによる効果1

2. 揺れ始めから瞬時に制震の効果を発揮

大きな地震から繰り返される余震の揺れはもちろん、交通振動や台風などあらゆる揺れに対して瞬時に効果を発揮します。建物にかかる負担を抑えることで損傷を防ぎます。

制振ダンパーによる効果2

3. 共振現象を防止する

建物にはそれぞれ固有周期という揺れやすい周期があります。自身の周期と一致すると揺れが増幅されます。これを共振現象と言います。阪神淡路大震災や熊本地震等において建物の倒壊の原因の一つとして共振現象が挙げられます。長周期から短周期のあらゆる地震波に対応し、効果にばらつきがありません

制振ダンパーによる効果3

4.リフォームによる耐震性強化

リフォームによって耐震性を向上させる場合内装壁や外装壁を解体し、筋交いの追加や構造材の補強をしなければいけません。クレバリー制震ダンパーなら最小限の解体で建物の耐震性能を向上させることができます。

制振ダンパーによる効果4

共振現象とは

共振現象とは地震の周期と建物の固有周期が一致することで建物の揺れが増幅される現象のことです。一般住宅の共振現象としてキラーパルスというものがあり、1~1.5秒の周波数が1~2階建ての建物に一番被害を起こす周期だと言われています。

建物の固有周期

制振ダンパーによる効果3
建物の固有周期

地震の周期

気象庁発表(2011/02)
長周期地震動専用の震度を導入検討

キラーパルス

これまでの地震と周期

過去の地震のデータから阪神淡路大震災、新潟県中越地震、岩手宮城内陸地震、熊本地震、北海道胆振東部地震の周期が1~2秒であることが分かり、どの地震も建物に大きな被害を与えています。多くのメーカーが出している加速度(ガル)については地震によって大きな差があることがこの表で分かります。2011年東日本大震災では周期が0.3秒であることと沖が震源であることから規模に対して建物への被害が少なかったと言われています。但しご存じのように津波による被害が一番大きかった地震と言えます。

山陰地方による地震被害で、鳥取県中部地震では震度6弱でマグニチュード6.6加速度(ガル)は1494ガルを観測したものの周期が0.4秒と短かったことから家屋の倒壊が少なかったことが指摘されています。

マグニチュードと加速度(ガル)で見ると新潟県中越地震と同規模ですが周期によって建物被害に大きな差が出ることが分かります。

これまでの地震と周期​

“共振”により大きな被害をもたらす可能性がある。

熊本地震での被害状況

熊本地震における木造住宅の建築時期別の損傷比率。
(建築学会によって実施された益城町中心部における悉皆調査より)

熊本地震での被害状況

新耐震基準でも19棟が
全壊以上の被害を!

家が残って良かった?

実は小破でも 5割以上更地、建替えを選択しています。

熊本地震で小破でも
2年後には 53% が
更地か建替え

熊本地震の調べ
熊本地震の調べ

※ 熊本地震発生から2年後の追跡調査で、小破と判断されていた建物。京都大学などの調べ(資料:日経×TECH)

その理由は見た目には分からないダメージがあったから

だから、これからの地震対策には

共振現象の対策が必要になります!

「クレバリー制震ダンパー」の実験映像はこちら